富士病院の訪問診療(在宅医療)の特徴
- 在宅患者様用の病床を確保しているため、緊急時の検査や入院対応をスムーズに行うことができます。
- 介護されているご家族の負担を軽減するために、定期的なレスパイト入院(一時的な短期入院)をご利用いただけます。
※レスパイト入院時は原則として検査や治療行為は行いません。 - 当院での対応が難しい場合は、連携している急性期病院へ円滑にご紹介が可能です。
- 富士病院の連携医療機関と協力し、患者様の在宅療養を総合的にサポートいたします。
訪問診療(在宅医療)への取り組み
富士病院では、通院が困難な患者様が安心してご自宅で過ごせるよう、病状に合わせた訪問診療計画を立て、定期的に医師や看護師などの医療スタッフがご自宅を訪問して診療を行っています。訪問診療に長年携わってきた経験豊富なスタッフが多数在籍しており、安全で快適な医療の提供を目指しています。
在宅で行える治療や検査には限りがありますが、患者様・ご家族・介護者・主治医が相談を重ねながら治療方針を決定してまいります。
訪問診療と往診の違い
- 訪問診療
- 患者様の病状に応じ、定期的にご自宅へ伺う診療形態です。月2回程度の訪問を行い、慢性疾患の管理や病気の早期発見・予防につなげています。
- 往診
- 患者様やご家族からのご要望により、診察が必要と医師が判断した場合に、臨時(緊急)で行う診療です。
訪問診療開始までの流れ
STEP1 お問い合わせ
「自宅で療養したい」「在宅医療について詳しく知りたい」とお考えの方は、富士病院まで直接ご連絡いただくか、担当のケアマネージャーへご相談ください。
お問い合わせ電話:03-3910-6661
受付時間:~、~
STEP2 ご説明・ご相談
当院スタッフより、在宅医療や介護保険制度、費用などについてご説明いたします。ご本人様・ご家族からのご相談も承ります。
STEP3 ご契約・初回訪問日の調整
内容にご理解・ご納得いただけましたら契約を締結し、初回訪問日の詳細を決定します。
STEP4 訪問診療の開始
契約内容に基づき、定期的な訪問診療を開始します。
訪問診療の対象となる方
【外来通院が困難な方】
- 寝たきり、またはそれに近い状態の方
- 認知症など見守りが必要な方
- パーキンソン病などの難病の方
- 通院に付き添いが必要な方
- 腰や膝の痛み、筋力低下で歩行が難しい方
- 車いす利用の方、または後遺症による麻痺のある方
- 在宅で医療処置や管理が必要な方(胃ろう、酸素療法、尿道カテーテル、褥瘡、点滴管理など)
- 不安・うつ・パニックなどで外出が困難な方
- 統合失調症や認知症などで通院が難しい方
- 発達障害やPTSDなど、環境変化や人との接触に強いストレスを感じる方
- アルコール・摂食障害など依存・食行動に問題があり通院継続が困難な方
- 身体的な要因や高齢により移動が困難な方
【終末期をご自宅で過ごされたい方】
- 在宅でのターミナルケア・ホスピスを希望される方
【その他】
- 要支援・要介護認定を受けている方
- 介護施設に入居されている方
診療・管理内容
- がんの在宅緩和ケア
- 褥瘡(床ずれ)・潰瘍の在宅治療
- 心循環器疾患(慢性心不全、弁膜症術後など)の在宅管理
- 呼吸器疾患(COPD、喘息、間質性肺炎など)の管理
- 認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性など)の在宅管理
- 脳血管・神経・筋疾患(脳梗塞後遺症、パーキンソン病、ALSなど)の管理
- 経鼻経管栄養や呼吸器の管理
- 慢性疾患(糖尿病、高血圧、関節リウマチ、老衰など)の在宅管理
- 症状の経過観察(不安・うつ・幻覚・妄想などの確認)
- 服薬管理・副作用の確認・内服指導
- 生活リズム・睡眠・食事・活動状況の把握
- 再発予防やストレス対処などの心理的支援
- 家族への助言・介護負担へのサポート
- 環境調整や福祉・介護サービスとの連携
- 必要に応じた主治医や関係機関との情報共有
- 認知症や依存症など特性に応じた対応・評価
- 在宅での身体合併症の確認(血圧・体重など)
- 緊急時や病状悪化時の対応・入院調整の相談
訪問エリア
富士病院:東京都北区西ヶ原3-33-11富士病院から16km圏内のご自宅や施設を対象に訪問しています。訪問可能エリアについては、ご契約前にお問い合わせください。
主な訪問エリア:北区を中心に、豊島区・板橋区・文京区・荒川区などの近隣区を含みます。詳細はお気軽にお問い合わせください。
レスパイト入院について
在宅で介護を行うご家族・介護者が、一時的に介護から離れる必要がある際にご利用いただける制度です。一時入院という形でご家族・介護者をサポートいたします。
【対象となる方】
- 神経難病の方
- 人工呼吸器を装着されている方
- 気管切開をされている方
- 胃ろう・腸ろうなどの経管栄養、静脈栄養を行っている方
- 自立歩行や排泄が困難な方
- 医療的処置が必要な方
- 在宅での介護や見守りが一時的に困難になった方
- 家族や介護者が休養・体調不良・冠婚葬祭などで介護ができない場合
- 服薬や生活リズムが乱れ、再発・悪化の恐れがある方
- 不眠・不安・気分変動などが強く、在宅での安定が難しい方
- 環境変化やストレスで一時的に落ち着かなくなっている方
- 服薬調整や治療方針の見直しを目的とする方
- 在宅復帰へ向けて生活リズムや対人関係の再構築が必要な方
- 家族関係の調整や支援体制の再検討が必要な方
【活用事例】
- 介護疲れによる休養
- 冠婚葬祭などで介護者が不在になる場合
- 介護者の病気・入院・出産時
- 介護者の旅行
- 患者様ご本人が一時的にご家族と離れて過ごしたい場合
【入院期間】
1回の入院期間は原則14日以内で、月に1回ご利用可能です。
他院でのレスパイト入院も含め、通算利用日数が60日を超える場合は3ヶ月間ご利用いただけません。
【お問い合わせ】
電話:03-3910-6661受付時間:~、~
